コンチワ。意外とあがり症のノリハナ(@infnity_87_)です。
七ブ侍はブロガー7人が1シーズン(12週84回)を毎日日替わりでブログ更新するリレー企画です。
今週のThursday七ブ侍は「LT(ライトニング・トーク)をテーマにお送りします。
先日、名古屋ライフハック研究会さんの勉強会でLT発表者を募集されていたので、自身初めてのLTに挑戦してきました。
▼参加した勉強会のレポートはこちら
[n❁h]ブックナビゲーター矢島雅弘さんから学ぶ「エモーショナル・リーディング」読書術 #名古屋ライフハック研究会 | NORY* NOTE
LTって言葉。あなたは知ってましたか?
僕はブログを書くようになって、イベントや勉強会に参加するまで知りませんでした。
調べてみるとこのように書かれていました。
ライトニングトーク(英: Lightning Talks)とはカンファレンスやフォーラムなどで行われる短いプレゼンテーションのこと。様々な形式があるが、持ち時間が5分という制約が広く共有されている。
▶︎Wikipediaより引用
要は5分間のショートプレゼンですね。
プレゼンは仕事でもよくやります。ただ決して得意な方ではないですし、経験を重ねても毎回少し緊張してしまいます。
LTは人生の100のリストにも入っていた項目。なら、やらないとね。
LTの準備
5分間といえど、参加者の貴重な時間をいただくわけです。30名いれば150分。
失敗してもいいらしいですが、最低限の準備はしておきたいところ。
テーマを確認し、設定する
これ、当たり前ですけど結構大切です。準備を始める前にまずテーマを確認しましょう。
テーマが決まっているLTの場合、当然聞き手はその内容についての発表を期待しています。5分間とは言え、ここを外して話を続けるのは相当辛い。想像するだけで吐きそうです……。
今回テーマは
1.仕事・生活のちょっとした工夫
2.便利なツールの紹介
このテーマだとかなり幅広くてもOK。
もし募集ページに過去のスライドや動画があれば、事前にチェックしておくとレベル感も確認できて安心です。
今回はテーマが広かったのでテーマ決めのアイフラ(アイデアフラッシュ)をするためにマインドマップをつくりました。
▲ここまではいらないかもしれませんが、思考はかなり整理できました。
読書術の勉強会だったので、参加者が興味のありそうな読書術をテーマにしました。
「誰に」「何を」「どうやって」伝えるか?
次に「誰に」「何を」「どうやって」伝えたいかをイメージしておきます。
参加者が幅広かったりして、受け手を絞りづらい場合は、話したいテーマにマッチする受け手を勝手に設定しちゃいましょう。
今回の場合、
・「誰に」→勉強会に来るほどの読書の悩みを持った方々に。
・「何を」→自身の読書経験(1000冊読了)を元にした「悩み」や「学び」、そこから得た「気づき」を。
・「どうやって」→5分間のLTでトークとスライドを使って。
わかりやすく伝える。
そして、願わくば、
「気づきを得たり、読書に対しての悩みや不安を解消する糸口を掴み、より読書を楽しめるようになってもらいたい!」
僕はこんな感じで設定しました。
プロットをつくる
ここからようやく構想です。
ここでパソコンに手をかけてしまいがちですが、焦ってはダメですよ。
まずは紙にプレゼンのストーリーを下書きしましょう。
ここでは増やしたり削ったり、並び替えたりと結構手を入れるので、データをつくりながらやるとかなり二度手間です。
「考える」と「つくる」は同時にやると効率が落ちるので、分けましょう。
2工程に分かれますが、結果的には早くなります。
僕がよくやるのは映画やアニメのように四角いボックスに構想を落とし込んでいく方法。
これだと1枚に情報が詰まりすぎないし、持ち時間によってスライド数のアタリも付けられます。
1枚に詰め込む情報量にもよりますが、5分で50枚はさすがに多過ぎるでしょう。
昔は頭の中でしか構想をつくらず、すぐにデータをつくり始めていたので、何度も痛い目に合いました。時間も無駄ですね。
スライドをつくる
プロットが出来ればもう8割がたは完成してます。
ここからいよいよデータ作成。PowerPointやKeynoteを駆使してスライドをつくりあげましょう。
後はヘッダー、フッダー、フォント、サイズ、色使いを決め、挿入するイメージ画像などを貼り込んでいきます。
この時に色を使いすぎないようにしたり、トーン&マナーを整えるなどすると見栄えも良くなります。
リハーサル
スライドが出来るとほっとしてしまいますが、リハーサルは必ずやっておきましょう。少なくとも一回は。
時間通りにつくったつもりでも、通しでリハーサルすると長かったり短くなったりするのは良くあること。
少ない場合は重点的に説明するところをつくれば帳尻は合いますが、多い場合はスライドを削るしかないですね。
もったいないですけど、潔く削りましょう。時間内に話せなかったり、早口で説明しても伝わらなければ意味はありません。
スライドをプリントアウトしておく
リハーサルをやると、スライドに書いてないことでも伝えたいことがでてきますよね。
そんな時はスライドを多丁付けしたものを出力し、そこに補足として書き込んでおくと便利です。
▲出力があると、移動中にオフラインでも見れるので便利です。
まぁ、本番ではあんまり見る余裕なんてなかったりするんですけどね。
余裕があれば、笑いも…
余裕があれば、是非とも入れたい笑いの要素。笑いが起これば場は和みます。
まぁ今回もいろいろ仕込んできっちり滑りましたけども……
まぁ何事もチャレンジが大切。
LTを終えて
はっきり言ってここまで準備して、失敗したら凹みます。
それでも評価は受け手次第。
今回はLTの感想をひとことメモでいただきました(場合によってはその場で質疑というパターンもあります)。
帰りの電車で恐る恐るコメントを読んだんですが初めてということもあってか、ポジコメばっかり(多分、ネガコメなしのルールです)。しかも結構暖かい。泣く…
評価されるためにやってはいないけれど、それでも「気持ちが伝わる」ということは嬉しいものです。
またやります!
まとめ
人前で何かを発表する。
大人になっても、なかなか難しいことです。
ですが、流暢でテクニカルなプレゼンよりも拙くても気持ちのこもったプレゼンの方が心に響くことはよくあります。
僕もLTを聞いていて、心が動くのはいつもそんな方。
「緊張するから」「うまく話せないから」「話すことがないから」と躊躇されている方も多いと思いますが、あなたにも絶対に譲れない好きなものはあるはずです。
最初はそういうものをテーマにするといいかもしれませんね。
あと、緊張できるのも最初だけなんですよ。慣れてしまうとあのなんとも言えないドキドキはもう味わえません。
少し勇気を出してがんばってみてくださいね。
初心者にやさしいLTならこの辺りがオススメ!
▼定期
東京ブロガーミートアップ | Fans:Fans
▼不定期
短時間のプレゼン(ライトニングトーク)の練習会を10月4日に開催します。 #lightlt | 明日やります
それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。
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