[n❁h]いつでもどこでもできる読書会！君はソーシャルリーディングを知っているか⁉︎ #七ブ侍 #金曜日 *59 #アキバナ

どうも。ノリハナ（@infnity_87_）です。

秋について自由に語る企画「 #アキバナ」でもう一本。今回もお得意の「読者の秋」で。

先日、読書仲間のうさぼう(@usabo_tweet)さんにお声がけいただき、ネットサービスを使ったソーシャルリーディング(読書会)に参加させていただきました。

倉下さんの著書『ソーシャル時代のハイブリッド読書術の』中にソーシャルリーディングのやり方が書かれていて、今回はそれに沿って実施しました。

簡単に説明するとこんな感じ。

1.指定された書籍を読みます。
2.文書共有サービス(今回はworkflowy)を使って、予め定められた質問項目に沿って参加者各自の感想を書き込みます。
3.ネット電話サービス(今回はappear.in)を使って自由にお話します。

▶︎ソーシャルリーディグについてのうさぼうさんの記事はこちら

ソーシャル時代のハイブリッド読書術

posted with カエレバ

倉下 忠憲 シーアンドアール研究所 2013-03-26

実際にやってみた感想

読書会や勉強会は何度か開催している僕ですが、ネットを使った読書会は初めてでした。

結論的にはかなり楽しい機会になりましたが、良かったところ、イマイチだったところも幾つか上げておきます。

良かったところ

参加メンバーは関東、中部、関西、山陽など全国各地。ネットを使った読書会でなければ実施できなかったでしょう。

スケジュール調整と通信機器さえできればもう準備オッケーでかなり手軽です。

全くの初めて同士だとコミュニケーションが取りづらいところもあると思うので事前になんらかのやり取りがあるといいとと思います。※今回はフォロワーさん同士。

自己紹介から始まって、本の読み方やworkflowyに書き込んだ内容に沿ってあれやこれと話をしました。

僕も早速すすめていただいた平野啓一郎著『私とは何か』という本を購入して読んでいます。これが結構おもしろい。

こういった選書は書店でもAmazonでも出来ないことなので、「いつもの自分」では読まない本にリーチできて世界が広がります。

イマイチなところ

今回「appear.in」というサービスを初めて使ってみたんですが、通信が少し安定しないかもしれません。

うさぼうさんも断線しまくってたみたいですし、僕も1時間ほど経過したところで断線し、結局復帰できぬまま退席時間が来てしました。

「appear.in」はアカウント取得等が必要ないので便利なのですが、いつも使っているSkypeやハングアウトの方が安定しているように感じたので次はそちらで。

また、イマイチという話ではないのですが、読書好きが集まるとやっぱり話が盛り上がってしまうので予め時間に余裕を持ってやるか1時間なり2時間なり、時間を切ってやった方がいいかもしれません。

まぁ楽しいから長くなるんですけどね。

あとはやはりネットなので、微妙に間が取りづらく会話を潤滑に行うには多くても4人が限界かなと思います。

まとめ

あ〜楽かった！

ネットでの繋がりがあるとは言えほぼ初めましてのメンバー。でも共通の話題である課題本や読書を介した会話はとても楽しくて盛り上がりました。

最期まで参加できなかったので質問項目のどこ辺りまで進んだかは不明なんですが、ぜひ続きをやりたいですね。

うさぼうさん、またよろしくお願いします(笑)。

おまけ

僕が少し話をさせてもらった福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』。

記憶を頼りにお話したのでかなり曖昧になってしまいましたが、話がしたかったのはこの一節です。

私たちは、自分の表層、すなわち皮膚や爪や毛髪が絶えず新生しつつ古いものと置き換わっていることを実感できる。しかし、置き換わっているのは何も表層だけではないのである。身体のありとあらゆる部分それは臓器や組織だけではなく、一見、固定的な構造に見える骨や歯ですらもその内部では絶え間のない分解と合成が繰り返されている。(P161)

SPONSORED LINK

よく私たちはしばしば知人と久闊を叙するとき、「お変わりありませんね」などと挨拶を交わすが、半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子レベルでは我々はすっかり入れ替わっていて、お変わりありまくりなのである。かつてあなたの一部であった原子や分子はもうすでにあなたの内部には存在しない。(P162)

引用部分の前後数ページも読み返しましたが、生物学に明るくない自分には少し難しくて理解しきれたわけではありません。

でも「なるほど！」という感覚とそこから派生した気づきがありました。わからないことがわかる。それも読者の醍醐味です。

あとやっぱ、書き抜きしとかないときちんと相手に伝えられないなぁ(笑)。

それでは今日はこの辺で。

さぁ！みんなも。好きにやろうぜ！

ソーシャル時代のハイブリッド読書術

posted with カエレバ

倉下 忠憲 シーアンドアール研究所 2013-03-26

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

posted with カエレバ

福岡 伸一 講談社 2007-05-18

私とは何か　「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

posted with カエレバ

平野啓一郎 講談社 2012-12-17

本記事は七ブ侍はブロガー14人(週イチ6名＋月イチ2名＋季イチ6名)が日替わりでブログ更新をするリレー企画の記事として更新しています。

明日、土曜日はスイッチを探そうよののっさん(@nodapin)です。

お楽しみに♪

最後までお読みいただきありがとうございます！お役に立ったエントリーはシェアいただければ嬉しいです！

定期購読にTwitter&Feedlyのご登録も併せてどうぞ！

Posted from するぷろ for iOS.