コンチワ。20kmも走ればお腹が減ってきちゃうのりはな(@infnity_87_)です。
昨年の12月に初めてのフルマラソンに挑んだわけですが、それまでの最長距離は36km。時間にして4時間超え。
それだけ長い距離を走るとだいたい「お腹(エネルギー)が減る」「集中力が切れる」、この2つの問題が起こります。
本番のマラソンに臨むにあたって、レース中の補給食品をどうするかもひとつの課題(準備)でした。
マラソン選手やシリアスランナーはフルマラソンを2〜3時間で走ってしまうので空腹を感じる間もないんですが、僕のように完走に5時間くらい掛かってしまう初級ランナーはレース中のエネルギー補給も完走に向けてのポイントになってきます。
これまでの練習でもだいたい25km以上の距離を走ると終盤はお腹が空いたり、集中力が切れたりしました。
そんな時はエナジードリンクや飴なんかを頬張るとしばらくすると元気が出てきて、再び集中力も戻ってきました。もちろん摂取するものによってその頻度や持続時間は変わってくるんですが。
マラソンの大会には通常、エイドと呼ばれる水やスポーツドリンク類の給水やバナナやアメの他、地域の名産品などさまざまな食料が振舞われる給食があります。
こちらも利用するのですが、給水はともかく給食は気晴らし程度。エネルギー効率がいいものばかりではありませんし、あくまでおまけ的なものになります。
そうなるとランナー個人でネエルギー補給の準備しておく必要があります。
選んだ補給食
メーカーや製品自体に特にこだわりはないので、近所のドラックストアに置いてあったこちらの2つを選びました。
スポーツ店に行くと種類が豊富にありますので、こだわる方はそちらでいろいろ探してみてください。
▲〈大塚製薬〉アミノバリューと〈ザバス〉ピットインエネルギージェル。
思惑としてはひとつは疲れを遅滞させるアミノ酸系のもの。もうひとつはエネルギー補給と集中力を取り戻すエナジー系のもの。僕にとってはどちらかというと後者の方が重要です。
アミノバリュー
内容物のBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの必須アミノ酸の総称)は持久系アミノ酸。
一定の運動強度で産生される乳酸は運動のパフォーマンスを低下させます。運動前にBCAAを摂取することで乳酸の産生を遅らせ、より長い時間、高いパフォーマンスを維持できます。簡単に言うと疲れにくくなるんですね。
フルマラソンを走りきる持久力に余裕があるわけではないので、これはありがたく力を借りちゃいましょう。
顆粒なので水なしでもオッケーです。
▲こちらで2つで迷いました。
▲成分表示。
類似品のアミノバイタル(14本)とも迷いましたが、内容物の表示を見てもあまりわからないので、内容量が少ないアミノバリュー(10本)を選びました(お値段は1000円ちょっと)。本番以外ではそんなに使いませんしね。
賞味期限が短め(半年くらい?)なので、一応注意して確認してください。
〈ザバス〉ピットインエネルギージェル
エナジードリンク風味1つと梅風味2つを買いました。他にピーチ味もありました。お値段はひとつ180円くらい。
▲成分表示。デキストリン、ちょっと気になりますが今回はレース優先です。
普段はウィダーイン(エネルギー)にしていたのですが、180gと内容量が多くとてもじゃないけど重くて複数持って走れません。ということで69gのこちらを選びました。
後々調べるウィダーにも75gのエネイドゼリーというラインもあるみたいです(近所の店には置いてなかったけど)。
いくつも持って走るので重さは重要。なんせ1㎏痩せれば3分早くなると言われるフルマラソンですからね。道中消費するとは言え、極力重さは減らさなくてはタイムロスになります。
もう一つのポイントはカフェイン入りであること。フルマラソンは42.195kmの長丁場。ところどころで結構だれます。カフェインを摂取すると集中力を回復してくれます。
中盤で1本、ラストスパートで1本と場合によっては2本にしてもいいかもしれませんね。
ただカフェインには利尿作用があるのでレース前の摂取は厳禁。くれぐれもレース中に摂取にするように注意してください(レース中だと大丈夫のようです)。
摂取タイミング
アミノバリューはレース前と5、10、20、30km。ピットインジェルは15、25、35kmを摂取ポイントに。いずれも走りながら摂ります。
アミノバリューは下記の方法でゼッケン裏に貼ります。ピットインジェルは2つと1つに分けてズボンのポケットに。それほど重みは感じませんでした。
▲テープ糊を使って。
▲ゼッケン裏にこんな感じで貼ります。
レース後の感想
アミノバリューは本数があったので事前の練習で使い味も確認済みでしたが、ピットインジェルは本番が初使用。
感想としてはかなりベトっとしていて水なし飲むのはキツイかったです。僕はペットボトルを持って走っていたのでどこで飲んでも問題なかったですが、ペットボトルは持たずにエイドの水頼みなら事前に給水箇所を確認して補給距離を設定してください。
また、僕は飲みやすかったですが味も好みが分かれるかもしれません。
本番で好みに合わないとかなりテンションが下がってレースにも影響しますので余裕があれば事前に試しておくほうがいいです。好みの味だとそれ自体を楽しみにもできますしね。
まとめ
補給食の準備を入念にしたおかげでフルマラソン完走にかなり役立ってくれたと感じています。
サブ4.0を超えるランナーでもジェルを6〜7つ持って走ったりする人もいるようですし、まだまだ改善の余地もあります。
次回のレースではもちろんのこと、試食(?)も兼ねて普段の長距離練習でも取り入れてみたり、いろいろ調整もしていきたいと思います。
レースでもう少し速く、楽に走りたいという方は一度試して見られてはいかがでしょうか。その効果を体感できると思いますよ。
それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございます!お役に立ったエントリーはシェアいただければ嬉しいです!
定期購読にTwitter&Feedlyのご登録も併せてどうぞ!
Follow @infnity_87_
Posted from するぷろ for iOS.
コメントを残す