どうも。ノリハナ(@infnity_87_)です。
社会で生きるには日々いろんな人と話をしなくてはいけません。
ほんと、必要以上に人話すのは面倒くさい。みんなが顔見知りだったり、気の合う人なら話は別だけど。
でも、どうせ話をしないといけないなら、できるだけ面白く話をできる方がいいですよね。というか毎回、面白く話ができるなら会話も面倒くさくもないかもしれない。
仕事はまぁいいとして、話が得意でもないぼくが、なぜかその他にも勉強会主催したり、いろんな集まりに行ってみたり、別にやらなくてもいい活動をしてしまうのは別の動機(楽しみ)があるからなんだけど、そんな場所で、もう少し面白く話を伝えられれば友達も増えるし、人気者にもなれるのかもなぁ。
なんて、邪な気持ちでこの本を読みました。
『初対面でも話がはずむおもしろい伝え方の公式』/石田章洋
「どうしたらおもしろい伝え方ができるのか」。
元落語家であり、ベテラン放送作家である著者が30年考えて辿り着いた、「シンプルだけど奥深い、だれでもおもしろい人になれる伝え方」の公式を教えてくれます。
それでは本題へ。
ユーモアは最強の武器。
本書でのユーモアの定義は「日常会話や雑談で人を笑顔にするもの」と定義されています。同じ笑いでも人を小馬鹿にする「嘲笑」や「冷笑」はあるいは皮肉な笑いは含みません。
コミュニケーションにおいて「人を笑顔にさせる」ことは最強の武器なのです。
そりゃそうだよな。ユニークな人は魅力的だもん。憧れるなぁ。そりゃ自分も少しはユーモアがあると思うけど、圧倒的なユーモア力を持ち合わせた人には敵わないもんなぁ。
皮肉の笑いは割と得意だけど、後味悪いもんなぁ。自分も。明るい笑い力、プリーズ。
失敗談や自虐ネタを積極的に話す。
自慢話は嫌われるから自虐ネタを話しましょう。ちっぽけなプライド(見栄、強がり、傲慢さ)を捨てて自虐的に話をすることで受け入れてもらおうという話。
これ、よく聞く話ですけど、ただのマウンティングな話なんじゃ。自分を下げて、相手を相対的に上げて、安心させる的な。失敗談ならまだしも、自虐ネタはなんかあんまりやりたくない。自分も貶める必要ないっしょ。
ぼく、ソーシャルの場ではあんまり失敗話ししないんですけど、あとちっぽけなプライドもあるほうなんでそうなるんですけど、本当に仲の良い人にはそんな話も出来てるからまぁいいかなと。
練習するとすれば、そんな気の置けない人達にはもっと積極的に失敗談をしていこうかな。
おもしろい伝え方の公式とは?
空気を読む×笑いの原理×伝える技術の3つ。
空気を読むとは「流れ」を読む。なるほど。今どういう風に会話が流れていて、着地(オチ)をどこにするかを読むわけですね。
そうするためには相手をよく観察すること。
そうか、会話は一人では成り立たない。
まさにキャッチボールですね。壁当てにならないように、自分がどう投げる(話す)よりも相手がどう受け取る(話してもらう)かに心を割けばよいのですな。
おもしろい人は、「想像力」を鍛えている
想像力を鍛えるために良いのが読書(小説)と落語。文章と言葉。映像と違って情景を補完する必要があります。
どちらも時々やっているけど、落語は寄席になるとハードルがあがるからいい動画コンテンツを探して、もっと手軽に楽しもう。
まとめ
正直、この本にある公式は世に言う公式のようにバチっとは来ませんでした。公式って「誰が」「いつやって」も同じ結果になるから「公式」と言えるので。
でも、先に挙げたように気づきは幾つかあったのでこれからの生活に取り入れてみようと思います。
あと、これは持論ですが、面白い人はよく笑う人なんです。
ひとつはその人が笑うから自分もつられて笑ってしまう。で、もっと大切なのは自分が面白いものを発信できるだけではなく、相手の面白さに気づき、受け取る(拾い上げる)ことができる人なんです。
だからよく笑えるんですね。ほんと素敵!
面白い人にはなることは結構ハードルが高いですが、せっかくならユーモアのある人でいたいので、これからも諦めずに求めていこうと思います。
レビュープラス
今回の書評はレビュープラスさんから献本いただいて書いたものです。
初めての献本レビューでしたが、特に制約がないので、いつも通りフラットに書けました。
手続きも簡単で、決まりといえば締切日がある程度なので、気になる方はぜひ登録してみてください。
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