[n❁h]書くことを大切にしている人にぜひ読んでほしい。『驚く力』の磨き方。 #RTAmindmap *5

SPONSORED LINK

コンチワ。驚き力が不足しているノリハナ(@infnity_87_)です。

本日ご紹介するのは名越康文著『驚く力』です。

皆さん、驚いてますか?

僕は自分自身でも「驚く力」は低めだと認識しています。

人の話を聴いていても、それほど驚くことが多くなく、驚くフリも下手な(というか積極的にする気もない)ので、仕事ではともかく、家庭や友達との会話ではあまり話を引き出せていないように思います。

もちろん、自分自身の興味のある領域で、自分の知らないことであれば驚きに溢れたいいリアクションをすると思いますよ。「マジで!」「初めて聞いた!」「すげぇ!」という風に。

でもそんなことは日常生活の中でそれほど頻繁には起こりません。

いつからこんな風になってしまったのでしょうか。まぁ高校生くらいにはもうそんな感じになっていた気もしますが……。

で、これからはこの現状を少し改めたいと思っています。

僕は「驚く力」=「感受性」と思っていて、感受性が豊かであれば日常や会話の中での小さな変化に心を動かし、好奇心や楽しみを持って毎日を過ごせるのではないかと考えています。

世の中には面白いことが沢山あるのに、感受性が乏しいがために、それに気付けないのはもったいない。

もっと「驚く力」高めて、会話を楽しんだり、日常生活の中から気づきや発見を得ていきたいというのが本書を手に取ったきっかけです。

特に家庭内において妻や子どもの話を「驚く力」を持って聴き、家族に気持ちよく過ごしてもらいたいというのも小からぬ理由だということを付け加えておきます(要は今、あまりできていない……)。

 

 

マインドマップ

 

学び

この本で得た学びの中から4つをご紹介します。

 

「刺激」は必ずしも良いことばかりではない。

「仕事」「会話」「ギャンブル」「ゲーム」「子育て」「読書」など、この世にはありとあらゆる刺激があります。

私たち人間の心はより多く、より強く、この刺激を求めています。厄介なのは「良し悪し」ではなく、「有無」や「強弱」を基準に求めてしまうこと。

名越さんは、それは刺激の全くない状態が「死」をイメージさせるからだと考えています。

心を鎮めることを心は求めていないのです。

ですので、心を鎮めるための「瞑想」とういう行為も上手にやっている人ほど、なぜかあるタイミングでぱりとやめてしまうのだそうです。

ネットやSNSなどでわざと炎上したがったり、わざわざ自分への批判が書いてあるものを見に行って傷ついてしまう行為も、こういったこと人間の習性が関係しているのです。

人間って不思議で面白いですね。

「刺激」ばかりを追い求めず、退屈を楽しみましょう

 

知的無駄話のすすめ

トルコの風習に「ラーハ」というものがあるそうです。

トルコの人たちは1階がお店で、2階が住居になった建物が並ぶ路地でお昼下がりになると、店を締め、店先に椅子を並べて、店員、お客さん、通りすがりの人が集ってお茶を飲みながら「無駄話」をするそうです。

ラーハで取り上げられる会話は「誰々の娘さんが今度結婚する」とか「どこどこに新しい店ができた」といったような世間話から、政治経済、哲学や宗教談義までさまざま。

ただ、「結論を出そう」という目的意識や「相手を動かしてやろう」という駆け引きは存在しません。ただただ、「知的無駄話」を楽しむ時間として定められているのです。

日々、社会で成果や生産性を求められてばかりいると、どうしても「会話」に目的や成果を求めがちになってしまいますが、このことが逆に深まらない会話を生んでいるのです。

この「知的無駄話」は一見役に立たなさそうな知識やとても面白い連想をその時にいるメンバーで分かち合い、心から会話を楽しみます。

そうすることで「驚く力」を育て、機転の効いた、深く、実践的な知見を得ることができ、仕事など社会生活の中で役立てることもできるのです。

週末はぜひ、我が家でもラーハを取り入れて、お茶とお菓子を片手に「成果」や「答え」を求めない「知的無駄話」を楽しみたいと思います。

 

第二の所属を持つ

近年、自分には居場所がないという人が増えています。会社はおろか、自宅や友達といてもどこか居心地の悪さを感じる人もいるようです。

そんな方におすすめなのが「第二の居場所をつくること」

先入観を取り払い、「ノーガード」で世界に触れるためには、「自分はここにいていいんだと」という安心感が絶対必要です。人はそんな場所でこそ、「驚く力」が解放できるのです。

SPONSORED LINK

また、驚くことに「第一の所属」である会社の上司や同僚、家庭の妻や子どもは実はあなたの成長を心から望んでいません。

上司や同僚はあなたが成長しすぎると自分の身が危なくなるし、家庭においても両親は自分の枠収めておきたいと子どもの成長を抑え込むこともあります。また、家に留まる妻はあなただけが成長していくことを寂しく感じたり、妬ましく思うかもしれません。

ですので、第一の所属はそのままに、自ら第二の所属をつくり、「驚く力」を育てましょう。

注意が必要なのは、そうやって耕してきた第二の居場所ですら、僕たちは自らの手で壊してしまうことがあるということです。

本来、成長することや力を発揮すること自体が目的のはずなのに、褒められたり評価されたりする内にだんだんとそれ自体が目的になり、執着してしまうためでです。

要するに承認欲求を満たすがために、物事に取り組むようになってしまうのです。

「認められたい」という気持を抑えて、自由になり、自分の力を100%出し切ることに集中できる場所をつくる。そこで少しづつ「驚く力」を育てていくことが大切です。

 

「書く」ことで「驚く力」を磨く。

僕たちは普段、あまりにお金の理論が強い力を持つ世界に生きています。ぼやっとしているといつの間にかお金の論理に埋め尽くされてしまいます。

それに抵抗するためは「書く」という行為がとても向いているようです。

ブログでも、日記でもいいからとにかく毎日書く

お金の理論に生きていると、物は使えば使うほど消耗し、価値は減っていきます。

しかし、この「書く」という行為はそれと反して、書けば書くほど文章は増えていきますし、続けていれば必ず質は上がっていきます。

書きすぎて枯渇することも(おそらく)ないし、出し惜しみをする必要もありません。

使えば使うほど、どんどん豊かになっていく、そういう意味では「書く」という行為は驚くほどお金に似ていないのです。(お金持ちの方からすると「お金も使えば使うほど、お金が入ってくる」と言われるかもしれません。確かにそうかもしれませんがここでは議論はやめておきます)。

そう言われると、自分も含めて、それほどお金になりもしないブログやSNSに物を書き続けることに多くの人が時間を費やしているのにも合点が行きますね。

書く上でもポイントがあり、書いたものをすぐにアップするのではなく、一晩寝かしてみます

そうすることで「あれ?この部分はどういう意味だろう?」とか「感動した!って書いてあるけどどう感動したんだろう?」とか疑問が湧いてきます。

一定期間時間を置いた上で、文章を手直しすることで、より深みがでるのです。

「書く」という行為が「驚く力」を磨くのであれば、自身としても願ったり叶ったり。これからもコツコツと続けていこうと思います。

 

アクションリスト

  • 瞑想を始める▶︎10日くらい前に始めました。
  • ラーハをやってみる▶︎妻に話しをしたので、毎週末にラーハします!
  • サブ(ひとり)ブログを立ち上げる▶︎7月始動予定。

 

まとめ

感受性を取り戻すためのヒントになればと読み始めた「驚く力」。読み進める内に、たくさんの気づきがありました。

僕の場合、「ブログ」が第二の場所。出会った頃の最初のイメージはそれぞれが自分の興味や関心毎を語り、楽しんでいる場所。

しかし1年以上書き続けている内に、最初は楽しいだけだったブログに「お金」や「承認欲求」の臭いがし始めました

まさに本に書いてある通りです。

いきなりこれまでのやり方をリセットする気にはならないので、新たな第二の所属として、まず「サブブログ」を始めてみようと思いつきました。

【参考記事】
[n❁h]夏になったらサブブログをはじめようと思います。 #七ブ侍 #木曜日 *43 #ひとりブログ | NORY*NOTE

あまり人の目に触れないものだからこそ、自分自身の純粋な成長のために、「驚く力」を育てていく場所になればいい。

そこで起こった変化が、こちらのブログにも影響をもたらすかもしれません。

そんな日を楽しみにしながら。

それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!お役に立ったエントリーはシェアいただければ嬉しいです!

定期購読にTwitter&Feedlyのご登録も併せてどうぞ!

follow us in feedly

Posted from するぷろ for iOS.

SPONSORED LINK

おもしろかったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です