[n❁h]1冊の本を1枚に!見返すための読書メモ『ブックマンダラート』の作り方。

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こんにちは。ノリハナ(@infnity_87_)です。

本を読んだ後のアウトプットってやっぱり気なりますよね。

本を読むことは仕事や家庭など人生の問題を解決する手段であって目的でないわけですから(もちろん娯楽のための読書もありますよ)。

アウトプットの方法として「読書メモを書く」「人に話す」「行動する」なんてことが一般的です。前のふたつは「記憶の強化」、最後のひとつは「実践」になりますね。

すぐ行動するのが一番ですが、一旦「記憶に定着」させておけば、「実践」のチャンスは残ります。

【参考記事】
[n❁h] 行動してナンボの読書だから。『読書は「アウトプット」が99%』#1A書評 *2 | NORY*NOTE

僕もこれまで本を読む中でアウトプットの方法をいろいろと模索してきました。

さすがに1000冊を超えた辺りで悩みの本質を捉え、その解決策を思案した結果、ようやく落としどころが見つかったのでご紹介したいと思います。

アウトプットに関しての悩み

主催している読書会で参加者の方から良く聞くのが「本の内容を思い出せない」「行動に移せていない」「成果に結びつかない」などの悩みです。

僕も以前は同じ悩みを持っていました。

まず「人間は忘れやすい生き物である」ということを覚えておいてください

大切なことなのでもう一度言います。「人間は忘れやすい生き物」です。

自分もアレもできていないコレもできていないと、本で学んだことを実践できていないことに落ち込むこともありました。

でもある日、所蔵している本を整理しようと書棚の本をパラパラめくってみるとそこに書かれてあることのほとんどは既に自分の血肉になっていました。

それも一冊、二冊ではなく、見返した数十冊のほとんどがです。

忘れているだけで、意外とできていることってたくさんあるんですよね。

さすがに強烈なインパクトのあった本は表紙をみただけで概要を思い出すことができます。

でもあまり内容を思い出せない本でも改めて見返してみるとたくさん実践できていることに気づきます。

また成果に関しても内容と同様、意外と簡単に忘れてしまいます。

仕事上のスキルや資格獲得、売上目標達成などは比較的定量化しやすいのでわかりやすいですが、生き方や在り方、哲学ともなると短期的に結果の出るものでもありません。

というか、そもそもそれを測ること自体が難しいのかもしれません。

もうひとつ、本に書いてあるすべてを実行しようとも思わないことも大切なことです。一個出来れば上出来です。逆に一個もやらないのは時間とお金の無駄です。

となると、「一冊の本から最低一つを行動に移すこと」、「忘れることを前提として良書は何度も見返し、その都度足りないものを補完していくこと」が読書を成果に結びつける近道だと思います。

『ブックマンダラート』

ということで9つのマスを使うマンダラートという思考法と読書メモを組み合わせて僕が編み出したのが『ブックマンダラート』です。

『Mandal Art』というアプリと『Evernote』というサービスを使って読書内容をデジタルメモ(画像)化します。

MandalArt
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Evernote
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【16.12追記】

『MandalArt』の無料版は作れる(保存できる)マンダラートに限りがあるので『LifeArt』というアプリに変更しました。少しお高いですが、マンダラートが作り放題なのでおすすめです。

LifeArt
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マンダラートは9マス(3×3)。センターに本の表紙を貼り付けるため、残り8つのマスに学びを記載していきます。


▲こんな感じで。

一冊から8つも行動できたら御の字過ぎますよね。

作り方

まず本を読んで気づき、学びのあった箇所をEvernoteに数を気にせず全て打ち込みます。


▲左『StackOne』に打ち込んで、『Evernote』にポスト。

※もちろん『StackOne』ではなく『Evernote』にそのまま打ち込んでも大丈夫です。

ライフログに最適。動画も撮れるEvernoteアプリ StackOne
価格: ¥480 (記事の掲載時)

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ここから『Mandal Art』を使用。
※使い方については下記をご参照ください。

【参考記事】
[n❁h]マンダラートが簡単につくれるアプリ『Mandal Art』の使い方。 | NORY*NOTE

重要な気づきや学びを8つまで絞り込み、その中から特に重要な3つに★印を付けて目立たせます。


▲完成。出来上がったマンダラートを画像として保存。

これで、パッと目について見返しやすいですよね。


▲それを再びEvernoteに保存。


▲読了の度にブックマンダラートを作っていきます。

ブックマンダラート例

TIPS的なやつでも、何かの手順でも、○つの法則でも、何でもいいです。

場合によっては一冊から複数作ってもいいんじゃないでしょうか。欲張り過ぎるのは厳禁ですが(苦笑)。

ただ中には学びの少ない本もあります。それはわざわざ作らず、さっと抜き出してさっと処分しましょう。

作成したブックマンダラートを幾つか添付しておきます。

活用の仕方

一枚の画像になっていると途端に見返しやすくなります。スマホの待ち受けにしてもいいかもしれません。

僕はTwitterのサブ垢をbot化させて、定期tweetにして目に触れるようにしています。

その他、出力して持ち歩いてもいいですし、ある程度まとまったらフォトサービスを利用してブック化すると読書履歴になって面白いかもしれません(行動することが目的なので、ここまでするのはさすがに本末転倒かもしれませんが……)。

まとめ

1000冊、7年かかってようやく落としどころをみつけました。あ〜長かった(笑)。

でもその苦労があったからこそ至れた、僕にマッチした方法です。もしかしたらあなたには合わないかもしれません。

幸い、アウトプットの方法はひとつではありません。あなたもまずはいろいろ試してみて、自分に合うものを探してみればいいと思いますよ。

それはきっと簡単に手に入れたインスタントなハウツーとは比べられないほど愛おしいものになるでしょうから。

ちなみにこちらは読んだ本の学びをそのまま身につける方法。本を発想や感情を高めながら読む方法は別にあります

それはまた別の機会に。

それでは今日はこの辺で。

さぁ!みんなも。好きにやろうぜ!

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7 件のコメント

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