[n❁h]『ワン・シング』。成功を勝ち取るためには「最も重要な一つのこと」にのみ集中せよ! #ブクレバメモ *10

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コンチワ。2015年は一点突破を狙っているノリハナ(@infnity_87_)です。

本日ご紹介するのはゲアリー・ケラーの『ワン・シング』。

日々、膨大な仕事量に追われ、スケジュールややることリストをこなしていくので精一杯。あれこれと思いつくアイデアを行動に移しているのに思うような成果をなかなか出せない。

あなたはこんな状況に陥っていませんか?

やるべきことは常に「一つ」。日々の膨大な仕事量に忙殺されず、成果を上げるための最善策は最も重要なただ「一つのこと」に集中すること。

とはいえ、「一つのこと」を見きわめるのは容易ではありません。本書では成功を妨げる6つの嘘や「一つのこと」を見つける方法を教えてくれます。

さぁ、あなたも「ワン・シング」を手に入れましょう。

成功を妨げる6つの嘘

1.すべてのことは等しく重要
2.マルチタスクは効率的
3.規律正しい生活が必要
4.意志の力は常に万全
5.バランスのとれた生活が肝心
6.大きいことは悪いこと
(P33)

解決策はシンプルな考えの中にありますが、巷にあふれるばかげた話やナンセンスな常識がさも真実かのように語られています。

成功を遠ざけてしまわぬように、これらの嘘は是が非でも叩いておきましょう。

幾つか、ご紹介しましょう。

1.すべてのことは等しく重要(P36)

すべてのことを同等に扱うと、とても時間が足りません。重要なことに的を絞り、成果をあげることを重視しましょう。決して、やることリストに「済」の印をつけるゲームにはまってはいけません。

2.マルチタスクは効率的(P48)

同時に複数のことをやることは実は全く効率的ではありません。二つの活動を行ったり来たりすると、脳が新しい仕事に順応するための時間がその都度かかるし、ミスをするリスクも高くなります。

4.意志の力は常に万全(P68)

意志の力は有限です。意志の力が最もみなぎっているときに、最も重要なことを最優先してやりましょう。

5.バランスのとれた生活が肝心 (P80)

バランスのとれた生活は、誰もが夢に見る一種の理想ですが、現実には存在しません。人生を成功させるために追求すべきは「目的、意味、意義」であり、極端に走るべきときを見きわめましょう。

生活がバランスを欠いているかどうか、それ自体は大きな問題ではなく、むしろ問題となるのは、その期間の長さなのです。あまりに長くなるようであれば、すぐに見直しましょう。

良き問いから良き答えが生まれる

的をしぼり込む質問

それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか、不必要になるような、私ができる『一つのこと』は何か?
(P113)

やるべきことはただひとつ。「一つのこと」に集中し、成果を勝ち取りましょう。

例えば、「精神生活」「体の健康」「私生活」「大事な人間関係」「仕事」「会社」「資産」について最も重要な「一つのこと」は何であるかを自問してみるのです。

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秘められた可能性を解放する

「いま」に向けた目標を設定する(P161)

将来の目標→五年の目標→一年の目標→一ヶ月の目標→一週間の目標→一日の目標→いま現在、私ができる「一つのこと」は何か?

将来の目標を達成するために、遠い未来から今できることまでどんどんブレイクダウンしましょう。それらを紙に書き出し、常に手元に置いておくことはとても効果的です。

時間の区切りをし、時間を確保する(P170)

まず、余暇の時間。休息は労働と同じくらい重要です。前に進むエネルギーがなければ、決して前には進めないのですから。

次に「一つのこと」のための時間。一日のうちのできるだけ早い時間を割り当て、それに4時間を使いましょう。

最後にプランを立てるための時間。一年、一ヶ月の目標を見直すため、毎週一時間の枠を確保することが大切です。

時間の区切りを守る(P177)

  • 1.隠れ家を作る
  • 2.必需品を備える
  • 3.地雷を一掃する
  • 4.協力を求める

まず妨害するものから逃れられる場所を確保しましょう。そして、トイレ以外の移動が最小限になるように必要なものは事前に揃えておくと無駄がありません。

また、100%集中できるように、携帯やウエブは遠ざけ、一番探し回りそうな人には予め事情を伝えておくと邪魔されることはないでしょう。

三つの誓い(P182)

  • 1.熟達を目指す
  • 2.目的に即した方法を追求する
  • 3.結果に対して責任を持つ

熟達には時間がかかります。目安は1年(50週×5日×4時間)で1万時間。また、実務的なやり方ではなく、目的に即した方法を追求し、結果に対して責任を持ちましょう。

それに加えて、
4.パートナーを見つける

自分の目標を書き出している人はそうでない人に比べて成功する可能性が39.5%増加し、目標を書き出し、かつ進歩の報告を友人に伝えた人の達成率は76.7%増加するそうです。

まとめ

私も目標達成の為に、今、自分ができるそれをすることで他のすべてがもっと容易になるか、不必要になるような『一つのこと』を考え、紙に書き出し、それを午前中の4時間で実行しようと思います。

なぜなら意志の力は有限であり、そのエネルギーが満ちているのが朝だからです。

皆さんもそれぞれの問題をお持ちかと思いますが、ぜひ一度この問いを投げかけてみてください。きっと、改善策が見つかりますよ。

それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。

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