コンチワ。読書大好きノリハナ(@infnity_87_)です。
2015.4.4(土) 、名古屋ライフハック研究会さんが主催する勉強会に初めて参加してきました。
今回は『一冊からもっと学べるエモーショナル・リーディングのすすめ』の著者であり、新刊ラジオ(Podcast)のブックナビゲーターである矢島雅弘さんを講師に迎え「読書術」について学んで来ました。
▼矢島さんの詳しいプロフィールについては下記をご覧ください。
一冊からもっと学べる エモーショナル・リーディングのすすめ/名古屋ライフハック研究会vol.31 | Peatix
矢島さんを知ったのは父から勧められて聴き出したPodcastの新刊ラジオがきっかけ。もちろん、書籍は購入&読了済み。楽しみです。
昨年12月にも東京ライフハック研究会で講演されており、その時から参加してみたいと思っていました。
参加理由
奈良から名古屋の勉強会に参加。「どういう理由でわざわざ来てくれたの?」と結構聞かれたので理由をいくつかあげておきます(ちなみに自分以外にも県外からの参加者は何人かいらっしゃいました)。
- 読書(の仕方)に悩みがあった
- 初めてのLT(ライトニングトーク/5分間のプレゼン)をやってみたかった
- 矢島さんやコウスケさんにお会いしたかった
- 関西で参加したい勉強会が(見つけられ)なかった
などなどです。不思議なもので、参加申し込みをしてからは名古屋にいる知り合いに会うとか、勉強会の運営方法を学ぶとか他にも来る理由はたくさん出てきました。
僕は初参加のものに限ってはある程度コストがかかってもなるだけ参加したいと思っています。それだけ0→1(初体験)の投資効果は高いと思っているからです。
実際、参加費以外にも移動の出費はかかりましたが、そんなものペイできるだけの収穫はありました。
プログラム
大まかな流れは下記の通り。
- オープニング
- ワーク(アイスブレイク、マンダラート)
- 矢島さんの講演&質疑&ワーク
- グループワーク(読書の悩み解決)
- LT
- クロージング
席決めは入り口のフルーツ飴(苺とか蜜柑とか桃とか)を選び、その飴が置かれている席に座るというものでした。
これ、いい方法ですね。避けられがちな前の席も埋まりますし、なんか同席の方にご縁も感じますし。
桃を選んだところ、前列右側。前は見やすいので良かった!女性が3人で男性が僕1人でした。桃は女性が選びやすいものなのかな?
その後、アイスブレイク。ここではそれぞれが自分の情報を開示し、メンバーのユニークな共通項を探し出すというものでした。これもとてもいい!
相手を知ることができるし、共通項があることで親近感も湧きます。それは後々のグループワークにも活きてきます。
僕のグループの共通項は「全員関西弁が喋れる」で、兵庫県出身の方や京都にお住いの方など、名古屋なのにかなりホーム感満載でした。
本編の講演は矢島さんの真面目でありながらフレンドリーな人柄、エモーショナルなリアクション(「ホント?」「すげー!」など)とワークを交えた構成で聴く一辺倒ではなく、頭も動かしつつ、終始飽きることなく参加できました(LTへの緊張感もありましたが 苦笑)。
流石、Podcastの番組をされているだけあって、聴き手と「対話」するかの様で、とても素晴らしかったです。
また同席の方々も中々の読書家で、貴重な知見(ノウハウや悩みなど)を学ばせていただきました。
おかげさまで緊張の初LTも自分的にはウケ所を外した感もありましたが、後で頂いた参加者コメントを見る限り、内容的は満足いただけるものになっていたようです。
帰りの電車で恐る恐るコメントを読ませていただきましたが、温かい言葉ばかりで、心が震えました。ありがとうございます。またやります!
学び
自分自身、本を1000冊も読むようになりある程度読書習慣が出来てくると、自ずと悩みは「量」→「質」になりました。
申し込みを時にあった悩みは「本を読んでも行動できない」とか「本の内容を覚えていないとか」「もっとアウトプットの質をあげたい」などです(実はLT資料を作る中である程度解消されていたんですが)。
受講後はそんな悩みを超えて、今後の読書人生に大いに役立ちそうなヒントをいくつか得ることが出来ました。
エモーショナルに読む
僕はかなりロジカル脳の人間。理論が腑に落ちないとなかなか本に書いてあることが実践できません。
でも矢島さんはもっとエモーショナルに本を読むことを勧められています。「えーっ!なんで?」「すげー!」「うそだろ?マジで?」みたいに。
とにかく頭を解きほぐして、大袈裟に心を動かす感じて読んでみると、見えないことが見えてくる。それに、なんか楽しいです。
しかめっ面より、ニコニコ面で読むほうが良いに決まってます。
ポジティブな気持ちで本と向き合う
僕もよくやってしまうんですが、穿った目で読んだり、粗探しをする方がなぜか著者より偉くなった気なってしまいます。
「この人、浅いな。僕の方が正しい」。みたいな。
でもそんな読み方で読んで誰が得します?
「何の為に本を読んでるんだよ!今の自分にない学びを得るためだろ!」と。もう、過去の自分を殴ってやりたい。
最近も読むのが苦しい本(著書のネガティブさに胸が苦しくなる)がありました。途中でやめてもよかったんですが、かなり珍しかったのと、他の方の評価も高かったので、最後までハァハァ言いながら読みました。
でも、そんなマイナスのフィルターごしに読んでも気づきも学びもほとんどありませんでした。
矢島さんから教えていただいた本を読む際に注意する読み方は下記の4つ。
「ブロック(拒否)」「ウィッピング(あいまい)」「ネガティブ(消極的)」「キャンセリング(否定)」
知識や経験が増えるほど、自分の思考体系が定まって、かえって邪魔になります。心当たりのある方は一度気をつけてみてください。
視点の違い
ワークの中で、ある本の抜粋をそれぞれでエモーショナルに読み、気になった所を共有したんですが、自分が気づかなかったフレーズやそこから受ける感情や疑問がたくさんありました。
「人が変わると、こうも変わるのか!」「なるほど!それは深い。」など同じ文章でも視点(人やその背景)が変わることによって、こうも受け取り方が違うんだなぁと感じました。
学び【本質編】
今回の勉強会で学んだ本質は『完全肯定で本を読むこと』です。
本に書かれていることは自体は読み手がどんなに変わってもひと文字も変わりません。
とすれば、読み手が変わらなければそこから受け取るものも一片も変わらない。
とにかく「著者を理解する」という所に支点をおいて、迷いなく肯定的に読む(向き合う)」。
これが、今回の勉強会で得た最大の学びです。
「相手を理解する」って決めて読むと「いやいや、違うでしょ!」「あんた馬鹿なの?」「自分とは合わない!」「知らん!」→「この人なんでこう思ったんだろ?」「絶対なんらかの理由があるぞ!」「この人って他にどんな意見を持ってたっけ?」っていう風に変わります。
結構、難しいと思うので著書と友達のつもりで読んでみようと思います。友達なら頭ごなしに否定せずに、ひとまずは受け入れますよね。
ゴール(支点「相手を理解する」)が違うとアプローチが全然変わってくるのが、おもしろい。
そして、これは「人間関係にも言えるなぁ」と。
目の前の相手を肯定し、理解するという所に支点を置くと、その人との向き合い方やアプローチも変わってきますよね。
とりあえず、しばらくこの読み方を試してみて、変化を楽しみたいと思います。
まとめ
初めての名古屋ライフハック研究会、勉強会も懇親会も最高に楽しかったです。
矢島さん、スタッフさん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました!
とにかく雰囲気がいい!
1/3近くは初参加の方でバランスも良く、スタッフ以外の常連組の方もいろいろ気遣いをしてくださるので本当にみんなでつくるアットホームな会という印象です。
運営自体も手際と心配りが行き届いていて安心感も抜群!初めてでも全く問題ないです。
また名古屋で会いましょう!
▲サインもいただきました。本当にいいお人柄。ハグしておけば良かった(笑)
それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。
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