コンチワ。すっかり、たすくまーなノリハナ(@infnity_87_)です。
先日、参加した東ラ研の松崎氏の講演において、一番心に残った言葉は
『なぜ人はタスクを先を送りにしてしまうのか?』
『それは、人は「認識」と「行動」を一致させるのが難しいからだ。』
というものだった。
自分なりに少し考えてみた…。
タスク(予定も含めて)を実行できない原因としては、※時間の決まっていないものは「タスク」、決まっているものは「予定」と定義する。
・「忘れる」
・「邪魔が入る(という言い訳も含めて)」
・「時間内に完了できない」
・「やる気が起こらない」
などが挙げられる。
あれこれをやらねばという「認識」があったとしても、上に挙げたような様々なハードルをすべて越えてようやく「行動」に至る。
これらの障壁にひとつでも負けてしまうと、タスクは先送りになってしまうのだ。
なるほど、その通りだ。
……
たすくまを始めて数日したある日、こんな経験をした。
日曜の朝、起きて間もなしの眠たい目と頭を擦りながら、たすくまを起動させた。
すると、もうそこには「ランニング」の項目があった。
「そうか、走るのか…」。
「ふーっ…」とひと息吐いて、すぐさま着替えに取り掛かり、数分後には勢いよく玄関のドアを開け、走りに出ていた。
「ランニング」という、楽しくもあるが、そこそこ面倒なタスクに僕は打ち勝ったのだ。
たすくまの無い、今までの自分だったらこの時、このタイミングでは走れなかったかもしれない。
「今日」走ることは(なんとなく)決まっていても、「いつ」走るかは決まっていないからだ。
そして、この「いつ」が結構、重要なのである。
なぜなら、「いつ」が決まっていないことはしばしば先送りのトリガーになる。
その内、その内と躊躇している内に、とうとうその日に行動できず、先送りにしてしまうことがままあるのだ。
こういったこともたすくまが解決してくれる。
なぜならば、たすくまの予定はこれまでの行動の結果から導かれたものだからだ。
今、そこに示された予定は先に挙げた「忘れる」「邪魔が入る」「時間内に完了できない」「やる気が起こらない」などの障壁を掻い潜って、過去の自分がタスクを実行してきた『一番行動しやすい時間』なのだ。
今回のランニングの例に置き換えてみると、
・「忘れる」
→たすくまの起動によって、予定化された「ランニング」を認知する。
・「邪魔が入る(という言い訳)」
→家人はまだ寝ている時間で、邪魔が入らない。
・「時間内に完了できない」
→開始時間は後の予定に影響のでない時間に設定されている。
・「やる気が起こらない」
→(睡眠不足で無い限り)朝は晩に比べて、モチベーションが高い。加えて今の季節、早朝は晩に比べて随分走りやすい気候である。
という風に、指定(予定登録)された以外の時間に比べて、圧倒的に達成率が高いのは容易に想像できる。
実績的にもそうであるし、たすくまがそこを示すのであれば、恐らくそうであろうという感覚も行動に向かうための心理的負荷を相当軽減してくれる。
まだまだ先を送りになりがちなタスクは多くあるが、日々、行動することでたすくまが残す記録によって、それらのタスクの『一番行動しやすい時間』を見つけるのが楽しみでならない。
ますます、先送りの言い訳できなくなるが…。
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