どうも。ノリハナ(@infnity_87_)です。
ひらめきメモのF太(@fta7)さんが紹介されていた吉田尚記さんの『没頭力』。
ニッポン放送のアナウンサーの吉田尚記(@yoshidahisanori)さんは少し前から時々タイムラインで見かけていて、「没頭」というなんだか面白そうなテーマだったので読んでみました。
自分の中の幸せの定義が少し変化する良書でしたので、ブックマンダラートとともに紹介します。
『没頭力』/吉田尚記
ここから3つを。
幸せ=「上機嫌」
幸福度は「快楽(ポジティブ感情)」「意味(意味・意義)」「没頭(エンゲージメント)」の3つではかられるようです。
中でも吉田さんは「没頭」に注目し、幸せ=「上機嫌でいること」と定義されています。
この定義付けがとても潔く、素晴らしい。
お金でも、豊かさでもなく、「上機嫌」。「今」にフォーカスしたとてもマインドフルネスな考え方です。
「上機嫌」になるにはフロー(没頭)状態になることがポイントで、何かに夢中になることで「退屈感がなくなる」「フロー状態に入った後の自己肯定感の増幅」といった効果が得られます。
「没頭」の8つの条件
「没頭」状態に入るには8つの条件があります。
- ゴールとルールがはっきりしていて、フィードバックが早いこと
- 目の前のことに100%集中していること
- 無意識に体を動かしていること
- 自分というものをなくしていること
- 時間感覚がなくなっていること
- その場の状況を自分でコントロールできていること
- その行動自体が目的になっていること
- 自分の持っているスキルと課題のバランスが取れていること
自分の場合、ランニングをしているときにこの感覚が得られることがあります。雑念が消えて、周りの音が小さくなり、自分の呼吸音だけが静か響き渡る。
仕事だと、セミナーなどの内容を整理してテキスト化したり、課題と解決策について手書きで思考を整理しているときです。
1.6.8は外的要因(それ以外は没頭しているときの状態や結果)。
ここを仕組み化すると意図的にフロー状態を作り出すことができます。そのためのポイントが次の3つ。
- 自分なりのルールを決める
- 結果が得られるまでのスパンを短くする
- 自分のスキルより4%難しいことに挑戦する
この点に注目して、過去に自分がフロー状態になれたことを書き出してみるといいですね。
「ランニング」とか「掃除」とか「テキスト打ち」とか。
好きでなくても仕組みによってフロー状態をつくれますが、やっぱり好きなことをしているときの方が入りやすいし、継続しやすい(頻度を増やせる)と思うので、心当たりのあることをどんどん試してみましょう。
没頭に意味を求めない
ここまで学ぶと「常に没頭状態に入ることで高い成果を!」なんてことになりそうですが、それを追求し過ぎることはやめた方が良さそうです。
ただただ没頭する。
没頭から得られる効果にあまり固執せず、ただただ目の前のことに没頭する。その行為そのものに意味があるのです。
この考え方はとても「禅的」です。座禅や瞑想も、「ただひたすらに座して、目を瞑り、頭を空にする」って言いますもんね。
まとめ
何かに没頭しているとき、たまに自分がなくなるような感覚になることがあります。無。でもそれは逆に大いなる何かにつながっている瞬間かもしれません。
没頭したあとの気持ち良さはそういうことなのかな。わからないですけど 笑。
ただやっぱり毎日を退屈に漫然と過ごすよりも、何かに没頭して、充実感を持って過ごしたいのでこれからも「没頭力」のスキルをちょっとずつ高めていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
さぁ!みんなも。好きにやろうぜ!
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