コンチワ。敵を味方にしていきたいノリハナ(@infnity_87_)です。
本日ご紹介するのはボブ・バーグ著『敵を味方に変える技術』です。
社会生活を営む上で僕たちに降りかかってくる問題の多くは人間関係の悪さによってもたらされます。
家庭にも敵がいるというのは心が休まりませんが、こと仕事においては社内外に敵(というと語弊があるかもしれませんが、自分の邪魔をする人間)はたくさんいます。
決定事項をこれといった理由もなく振り出しに戻す上位者、何のアイデアもなく数字ばかりを求めてくる経営者、スケジュール通りに工程を進捗させないプロジェクトメンバー、指示したことすらやらない新人社員など数え上げればキリがありません。
そんな人達を敵から味方に変えれる術があるのなら知ってみたいと思いませんか?
僕はぜひとも知りたいです。
敵とも言える人達を味方に変え、共に目標に向かうことができるのであれば、物事が今まで以上にスムースに進むようになり、あなたの幸福度が増すことは確実でしょう。
マインドマップ
学び
この本で学んだことは3つ。
人を思い通りに動かすには5つの原理がある
「自分の感情をコントロールする」「お互いの信念の違いを理解する」「相手のプライドを尊重する」「適切な雰囲気をつくる」「共感を示して気配りを心がける」。
まずは感情をコントロールし、相手や事象に「反応」するのでなく、「対応」すること。
次に自分にも相手にも大切にしたい信念の違いがあるということを理解すること。
人は誰でも自分の見ている、考えている世界が唯一無二と考えてしまいがち。
でも相手も同様に大切にしたい自分だけの世界があるのです。自分の世界の型に相手を無理やりはめ込もうとすればするほど、反発が起こるのは当たり前です。
このことが理解できると相手のプライドを尊重することも容易になりますよね。
適切な場で、感情的にではなく、相手の世界に共感し、相手のプライドを尊重した上で提示される選択肢なら相手も驚くほどスムースに受け入れてくれるはずです。
特に相手のプライドを守ることは大切
人を動かすにはとにかく「相手のプライドを守ること」が大切です。
生きていると自尊心を傷つけられることなんてしょっちゅうです。
そんな世の中で、「自分の存在や価値観を認め、敬意を払い、決して恥をかかせることはない。」そんな相手がいたらあなたはその人をどう扱いますか?
僕なら好意を抱き、丁寧(大切)に接したいと思うし、なんならできるだけ協力したいとすら思います。
また人は一度協力するとその後もどんどん協力してしまいたくなるそうです。
相手をコントロールすることは罪ではない
相手をコントロールするというと「操る」「騙す」とかどこか悪いことのようなイメージを持ってしまいますが、決して悪いことはだけではありません。
寧ろ、コントロールした方がお互いが気持ちよく過ごせて幸せになることだってできるのです。
物事がうまく進むように相手を「誘導する」ことで決断までの時間が短縮できたり、お互いの落とし所を上手く押さえることができます。
相手をコントロールすることは簡単ではなく意外と面倒ですし、ある種の賢さや覚悟も要ります。
受け身で人の意見に追従するのは(一見)リスクもなく楽ですが、相手をコントロールして物事を主体的に進めるには、「どうすれば相手のプライドを傷つけないか」を考える必要があるし、「失敗して嫌われてしまうかもしれない」ことを恐れない覚悟も必要です。
仕事や家庭においても、こういった賢さと覚悟を持って進めれば進めるほど、お互いにとってメリットがあると感じています。
アクションリスト
- 交渉、反論、教育など人を動かす時はまず相手のプライドを守ることを第一に。
- 感情的になってしまった時は、言葉を発する前にひと呼吸置く。
- 家族との会話では「まず賛同する」「話を遮らない」「議論しない」。
まとめ
人を動かすことは簡単ではありません。相手あってのことですから。
ただ、まず先に「自ら」が「感情を制し、相手を認め、プライドを守り、相手に共感することであればできるはずです。
それができれば、最早自分の目には相手は敵と写らないかもしれませんね。
これからは5つの原理を守り、自ら責任と覚悟を持って相手をどんどんコントロールしていこうと思います。
それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。
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