コンチワ。伝わる文章が書きたいノリハナ(@infnity_87_)です。
本日ご紹介するのは印南敦史さんの『伝わる文章を書く技術』。印南さんは生活全般に役立つライフハック情報を発信しているライフハッカー[日本版]に書評家として、毎週約5本もの書評を寄稿されています。
毎日1冊以上本を読み、年間で250本前後の書評を書いている著者が伝わる文章を書くために実践していることは私たちが普企画書やブログなど、普段の生活で文章を書く上でもとても参考になりますのでご紹介します。
ライフハッカー[日本版]ピントがずれていたら、届くはずのものも届かない。
書いてなにかを伝えるという目的がある以上は、「書きたいことを書くだけ」では成り立たないはずです。だから、読者像を思い浮かべることは当然の作業だと考えているのです。(P6)
ピントがずれないようにするためには常に「どんな人が読んでいるんだろう?」と読者像を考えることが大切です。
ターゲットを見極め、そのライフスタイルや価値観をイメージする。
個人の日記ならまだしも、読んでもらうことを前提に書かれた文章であるならば、「誰が?」「何のために?」「どんなシーンで?」読むのかを考え、ターゲット像を明確にすることは重要です。
その為に意識すべきことは
- 1.性別
- 2.年齢
- 3.立場
(P53)
また、同時に
も考えてみると読者像を想像しやすいです。
- 「なんのために」・・・どのような目標を達成するために
- 「なにを」・・・どのような内容を
- 「どのように」・・・どのような手段によって
- 「誰に」・・・どのような相手に
(P55)
例えば私のブログの場合、「20代後半〜30代後半のビジネスマン(男性)。自宅から会社まで、1時間の通勤電車の中で、仕事を効率化したり、部下をマネジメントするための方法を学ぼうと書籍やライフハック系のブログを読んでいる。帰りは疲れているのでそれらは専ら元気な朝に行う。」というように読者像を思い浮かべることができます。
価値観や家族構成なども加えていくと、より具体的なイメージができますね。
もちろん想像なので、正解はありません。ただ、こうして読者像を意識すると、内容や文体、投稿時間なども自ずと定まってきませんか。
引用を活用する。
読者の視点に立った場合、引用を用いたほうが具体的であり、短時間での情報収集に効果的、そして、一部を抜き出すことにより、結果的には全体への関心を高めることにもなるはずだから。(P67)
先に述べたように読者は忙しいビジネスパーソン。説得力があり、短時間で効率的に情報収集ができる引用を私も書評エントリーを書く上で活用したいと思います。
まとめ
「読み手の視点に立って、伝わる文章を書く。そのために大切なのは表現することではなく、伝えること。」と著者は言っています。
伝える相手を意識しないと、ついつい自分本位の文章になりがち。私もまだまだ修練が必要ですが、その点を意識してこれからも書き続けたいと思います。
もし、自分の文章が伝わってないかもなと思われる方は、一度、ご自身の読者像をイメージされてみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で。 また明後日くらいにお待ちしています。
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